患者支援センター(入退院支援・患者支援窓口)
業務内容
患者支援センターは看護師と医療ソーシャルワーカー(MSW)から構成され、患者支援、入院支援、退院支援・医療相談の3部門で患者さんやご家族の支援を行っています。
患者さんが外来から入院、入院から退院、退院から外来へと移るときにそれぞれの部門で支援し、医療的・社会的な面から患者さんが安心して医療を受け、地域で暮らせるよう支援しています。
患者支援
患者さんや家族からの疾患に対する医学的な質問や生活上の不安についての相談を電話と窓口で対応しています。問題解決のために必要に応じて助言、情報提供を行い、相談内容によっては他部門へつなぎ、
支援の継続を依頼しています。また、窓口では受診希望の患者さんへの対応なども行っています。
入院支援
予定入院の患者さんが安心して入院生活を送り、住み慣れた地域に退院し療養できるよう入院前から介入を行っています。患者さんから日常生活動作や介護状況、家族背景などを聴取し、早期の介入が必要な患者さんには他部門と情報を共有し入院前から支援を依頼しています。薬剤師も面談に加わり、休薬指導など専門的な介入を行っています。また検査や手術のオリエンテーションを行い、患者さんと家族が抱える不安や質問に傾聴し、安心して入院日を迎えられるよう支援しています。
退院支援・医療相談
退院調整看護師、医療ソーシャルワーカーが入院している患者さんと家族が納得して退院し、その後安心して生活が再開できるように支援しています。
退院調整看護師は在宅介護や在宅看取り、訪問診療や訪問看護等在宅サービスを中心に支援します。医療ソーシャルワーカーは自宅以外の療養先への退院支援、経済相談や虐待、社会資源調整、がん相談等に対応し、地域活動なども行っています。
これらの相談は入院中の患者さんだけでなく外来や院外の患者さんからの相談へも対応しています。