診療情報管理室

 2020年4月に事務部診療情報管理課と事務部システム課が統括され、院長直轄の独立部門となりました。
診療情報管理室は、院内で取り扱っている診療情報を統括管理する部門です。

 診療情報管理は、物の管理から電子カルテを機軸とした情報管理に移り変わっています。診療情報管理を適切に行っていくため、院内のすべての医療職に診療情報を利用する際のルールを守らせ、常に、医師には適切な診療録の記載を促し、診療情報管理の専門家として活動しております。

 診療情報は診療の過程において、たいへん重要な情報であることはもちろん、診療の適切性やの事実を証明するものでもあります。診療を行うときは、その都度診療記録を記載することや所定の要件に則って正確に記述すること、また定められた年限の間、いつでも利用できるように管理することも、医療を行ううえでの義務とされています。

 さらに、診療情報は、医療機関の診療の実態を明らかにするデータであり、病院経営や公衆衛生といった範囲まで利用されることがあります。

システム係の主な業務内容

  • 医療情報システムの導入・支援
  • 電子カルテ、部門システムの保守管理

診療情報管理係の主な業務

  • 診療記録の保管・管理・監査
  • 退院患者の疾病分類(ICD-10)
  • 診療情報の検索・抽出・加工・分析・統計
  • カルテ開示
  • 個人情報の保護
  • 院内がん登録

院内がん登録二次利用についてのオプトアウト患者説明書