内科
呼吸器内科
当科の特徴
当院呼吸器内科では、肺がん、胸膜中皮腫などの腫瘍性疾患、肺炎などの感染性疾患、気管支喘息やアレルギー疾患、間質性肺疾患、COPD、気胸など、ほぼすべての呼吸器疾患を対象にしています。総合内科スタッフ、各科スタッフと協力しながら、全身疾患の肺病変にも対応しています。積極的に救急患者さんを受け入れており、呼吸不全の患者さんにも対応しています。
咳嗽、喀痰、呼吸困難などの呼吸器症状をお持ちの患者さん、健康診断や人間ドック等でレントゲン異常所見を指摘された患者さんの精密検査を行っています。
治療においては、個々の症例にとって最適な標準的治療を確実に行うことを目標にしています。各種疾患のガイドラインを基に、個々の患者さんの病状に合わせた最適の治療を行うように心がけています。救急搬送されることの多い、肺炎、気胸、気管支喘息などの呼吸器疾患に関しては、救急外来から関わり入院診療にあたっています。循環器疾患、消化器疾患、糖尿病、自己免疫疾患などを基礎に持つ肺病変に関しても各診療科や、総合内科の先生方とともに診療しています
当院の気管支鏡検査に関しては、積極的に鎮静下気管支鏡検査を行っています。鎮静下気管支鏡検査は 原則入院での検査としています。検査中の苦痛が軽減され、安全に検査施行されています。もちろん、鎮静を希望されない、あるいは、外来での気管支鏡検査希望の方にも対応しています。鎮静を希望される患者さんの割合は約6割程度になっています。
活動実績
●令和5年4月~令和6年3月 呼吸器疾患による総入院件数 542件(COVID-19を除く)
主な病名
- 急性肺炎、誤嚥性肺炎 179件
- 肺癌 116件
- 間質性肺炎 55件
- 慢性閉塞性肺疾患 30件
- 自然気胸 34件
●令和5年4月~令和6年3月
- 気管支鏡検査 131件
- 軟性胸腔鏡 16件
スタッフ
松本 建志 |
副院長 内科部長 日本内科学会総合内科専門医 |
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林 伸好 |
呼吸器内科科長 日本内科学会総合内科専門医 |